[2023年]M1MacBookで3台モニターを実現する旅
M1MacBookで3台のモニタを繋ぎたい!
これはM1系Macbookを持っていた自分にとって衝撃な状態を目にすることになる恐ろしい旅の始まりだった。
まず、大前提として2023年4月現在、M2モデルならそのまま4台モニター接続が実現できるという状況があとから知ってしまった。
MacBook Pro (2023) の M2 Max チップ搭載モデル
MacBook Pro (14-inch, 2023) および MacBook Pro (16-inch, 2023) の M2 Max チップ搭載モデルには、最大 4 台の外付けディスプレイを同時に接続できます。それぞれの外付けディスプレイの解像度 (最大 8K) およびリフレッシュレート (最大 240 Hz) に応じて、台数は異なります。
この情報を知らない時点での壮大な旅がここから始まりました・・・
M1 Macbookは通常サポートでは1台のモニターしか認識しない。
そんなことで諦めるわけにはいかない!!!
DisplayLinkという技術を使って複数モニターを繋げる方法がわかった!
ここではWAVLINKというデバイスを利用した方法を実行する。
このデバイスにつなぐことで3台のモニタ表示ができる!と期待したのだが・・・。
なんと、表示画像サイズ制限うんぬんが原因で、結論2台しか画面表示はできなかった。
しかし、ここで2台はこのWAVLINKでつなぐ。そして、もう1台を通常のUSB HUB経由のHDMIでつなぐという形をとることで、3台モニター表示に成功する!
最高の気分だった!
しかし、現実はそんなに甘くなかった。。。
なんと文字入力すらもたつく状態が発生する。MacbookのGPU性能の限界にぶち当たるという・・・。
これは使っていると日に日にかなりのストレスになり、そもそも仕事ができない!って状態にぶち当たる。。。
絶望感に打ちひしがれた瞬間だった。。。
せっかく3台のモニターを用意して、そして解像度もDisplayMenuなどを使いかなり細かい解像度にして、目の前一面が大きなネット環境世界が広がっていたのに・・・。
入力操作ストレスは全てを虚無感に導くような事態だった。
しかし、ここでも自分は諦めなかった! GPUが弱いならグラフィックボードを換えればいいのではないか!?
ただ、Apple系製品の大きな問題は「ドライバ」と呼ばれる外部機器接続をかなり厳密に管理しており、基本Appleが認めているものしか接続はできないという方針をとっている。
そのため、グラフィックボードを入れ替えるなどはできない。そもそもノート型ではそれは物理的にもできない。
そこで外付け可能なグラフィックボードという手法を検討する。
ここでも新たな問題が発生!!! なんとM1 Macbookは eGPUに対応していない!!!
しかたない型落ちのインテルMacbookを引っ張り出しそちらに接続することに。
eGPUボックス Razer CORE X CHROMAというパソコンの外側にグラフィックボードを用意する接続手法を検討する。
この製品をThunderbolt3に対応したMacbookに接続することで、外部グラフィックボードとして動作する!!!
製品が到着した!!!
なんと・・
中にグラフィックボードが無い!? グラフィックボードは別売りという事実に直面。
急いで、自分の好きな NVIDIA GeForce RTX3060 を購入!
接続してみる。
画面は映らない・・・・。
なにぃ!!! AppleはNVIDIAが大層嫌いらしい。。。
AMD RADEON RX6600XT or RX6800 探しに秋葉原に旅に出る羽目になる。 このAMD系グラフィックボードは国内では本当に売っている場所が少ない。。。。
ついに最安のラデオン君を見つけ出しゲットに成功!!!
そして RAZER CORE X CHROMAに装着!!!
カラフルに光るファンは僕のモチベーションをあげるには十分すぎた。
iPadをユニバーサルコントロールで繋ぎ、6モニター環境が完成した瞬間でした。
これからこの目の前のキャンバスをウィンドウで埋め尽くしていきます!
しかし20年前自作PC作ってたころのことを思い出したが、今ほど情報も集めづらい時代の自作PC構築は本当に大変だったなぁ。。。
今は、「調査不足」という自分の責任を感じるようなちょっと切ない気持ちにさせられました。
しかし、全て完成した今、自分は最高の気持ちにいます。
ただ、型落ちインテルMacが再びメインPCとなるとは・・・。